フィンランドの手荷物預かりは重さに厳しくて。ジップロック®なら500gくらい軽減できるかなって(笑)
かくたみほ
1977年三重県出身。フィルムカメラを愛し、旅をベースに光、暮らし、自然、対なるものに重きを置いて精力的に作品を発表。最新作『MOIMOI そばにいる』の写真はハッセルブラッドで撮影され、すべて手焼きプリント。透明感のあるトーン、独自の視点でフィンランドを捉えている。
柔らかな光に包まれた透明感のあるトーンの作品で、見る者を魅了する写真家かくたみほさんがライフワークとしている、フィンランドを題材とした撮影。
オーロラ、むき出しの岩盤層、鏡面が現れる湖、ダイヤモンドダスト、そしてトナカイの肉を食べ毛皮で靴を作っているサーミ人たち・・・、それら被写体と景色に魅せられて、毎年彼女は北欧へと旅立つ。
かくたさんの北欧の旅には、いつだってジップロックが欠かせない。
大型トランクに積んだカメラ機材一式だけでも十分重いはずだが、それ以外の生活必需品の重量も相当なもの。だからこそ、かくたさんは、旅の荷物をすべてジップロックに小分けにしてからトランクに収納している。
「市販のポーチより軽いんです。フィンランドの手荷物預かりは重さに厳格で、ちょっとでも超えると100ユーロ取られる。ジップロックなら500gくらい軽減できるかなって(笑)」。